星ノ紀神社(ほしのぎじんじゃ)
Hoshinogi Shrine
最新テクノロジー神社。
賽銭箱が賽銭を催促するAIを搭載。
千円札一枚で、お屠蘇飲み放題。ビールもある。
鳥居に二拍手してお辞儀すると、鳥居の上の部分が上下。
一番上が大吉。地べたについたら大凶。鳥居の真下に人がいる場合は安全装置が働いて作動しないが、ほとんど通行人は鳥居を潜らず、鳥居の外から入っている。
巫女代理役の赤式神。宮司代理役の白式神が神社を運営している。また、案内人の青式神など色んな式神も多数。
段ボール並に厚い式神で、人間達は超ハイテクな機械で動いていると思っている。
実際の原動力は天狐の神通力。天狐は、あの手この手で星ノ紀神社を再建しようと、猫のミヤの手も借りて一生懸命頑張っている。
告留町が町として起こる数千年前から存在した小さな神社であったが、鵺事件や があって、数々の神社がこの星ノ紀神社に引っ越してきた。
今ではとても大きな神社になってしまったが故に、管理が行き届かず境内の掃除が疎かになっている。
人には見えない狐の巫女が、時々、草むしりをしていたりしていなかったり寝ていたり。
神主死去のため不在。現在は神主の孫が管理しているが仕事が忙しく神社へは、行けず仕舞いでいる。
管理のために人間の巫女さんが今後やってくるのかもしれない。