ヒュアロス Ω-100-β(オメガ100ベータ)
Hyalos
十戒機関日本支部が開発した自律型戦闘ロボット。別名、十字ぬりかべ、テトラミノ。
型式:Ω-Δ-β 体長:230センチ 重量:700キログラム
動力:退魔術と乾燥頭部電動によるハイブリッド
飛行方式: 退魔術による転用
装備:再現カメラ/鏡面質量砲/ビーム砲/大気充填システム/アンカー射出/突撃
ソルシエル捕獲用として1990年に開発されたロボットである。
ソルシエル検知機能によって自動で起動する。
中央部から鏡面質量砲と呼ばれる長方形の特殊ガラス砲弾を射出する。
第三世代の戦車を貫通する威力だがソルシエルには貫通しない。
大気充填システムとは大気中の塵を吸引して
その塵を特殊ガラス砲弾に変換するシステムのこと。
再現カメラは3Dプリンターのように被写体を具現化(コピー)
することができる装置。鏡面質量砲のガラスの鏡面に対象の
被写体が映り出されそれを再現カメラによって
撮影することによって被写体をコピーできる。
被写体のコピーは特殊ガラス製で構築されている。
被写体を360度撮影した場合、被写体の能力をほぼ完全に再現したコピーが作り出される。再現カメラが如何に被写体の姿を捉えきれるかが、コピーの性能を決める。
ヒュアロスのカメラレンズは近接撮影に弱くレンズの絞りに時間がかかる。
『天使退散』の札の効力によって、ソルシエルを検知し、再現カメラが機能している。
乾燥させた人間の頭部が動力源である。
全ての機体が2026年に退役していたが、内一機が何故か十二学園保健室の壁の中で眠っていた。2050年にソルシエルのトークラス、ハーフルが体重測定のために保健室を訪れたことによって、ヒュアロスが起動。十二学園襲撃事件を巻き起こした。