ラメント教(らめんときょう)
lament paganism
あらゆる種族を守るために設立された宗教組織。旧名は、アコード教団。
ノイズ化したカリカチュア、ソルシエル、ユーレイ、妖怪、吸血鬼、海流民など多様な種族を匿ってきた。
甲京都と群馬府の県境に小さな白と黒のモノトーンを構えている。
アコード教団時代に、ソルシエルを匿っていたことから諸外国に邪悪な宗教として認知される。日本政府によって同教団は解体されたが、その後、アコード教団の元教徒の一人がラメント教として名を変え、活動を再開した。
現在はニュウという人間の女性と僅かな入信者が、ラメント教を切り盛りしている。
ラメント教に決まった宗教服はなく、ニュウは自分が仕立てた山伏、修道女、尼僧などの服を、その日の気分で着用して、楽しい一日を過ごしながら、悩める種族を匿い続けている。
現在も尚、ラメント教は諸外国から異教徒として扱われているが、ニュウは特に気にしておらず、宗教名に因んでラーメンの開発に勤しんでいたりする。
開発が成功した暁には、告留町で屋台を出店する予定でいる。
また、ニュウがラメント教について記した経典としてラメント巡灯録がある。