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量産機カリカチュア
Mass Production Caricatura



カリカチュア応用教育過程を経て、全てのテスト工程を完了した『試作機カリカチュア』は、アトモスタジオにより最終品質検査が行われる。

その最終品質検査にて、合格判定が下された『試作機カリカチュア』は量産体制が敷かれ、『量産機カリカチュア』が製造される運びとなる。

例えば、『試作機CCD-0500』が最終品質検査をクリアすれば『CCD-0500量産機』の製造が開始されるといった流れ。

量産機カリカチュアは、予め試作機カリカチュアが経験した、初期、一般教育課程の学習記録がインプットされており、量産機カリカチュアは一般常識(常識に若干の偏り有り)が備わった状態で販売される。

記憶ではなく記録であるため、量産機カリカチュアには教育課程の思い出がない点に留意。いわば教育課程で勉強した書き留めたノートだけが頭に入っている状態。

量産機ではあるが、イージーオーダーが可能であり、購入者は量産機カリカチュアを好みの体型に指定することができる。ただし極端な体型変化は望めない。

他に、髪色、髪型、瞳の色が変更可能。他には、重機免許所持済みなど、変わったイージーオーダーも存在するが、それらを付与するよりは、工業アンドロイドを購入した方が早い。

試作機と量産機の違いは以下を参照。

試作機は量産機と比較して、若干の情緒不安定さが残る。

量産機の中には『量産機』『マスプロ』という言葉にを示す個体がいる。そのため、量産機は試作機に比べて「髪型を変えたい」「髪を染めたい」など、自らの個性を見出そうとする欲求が強い。

量産機は試作機と違い、応用教育課程、ち戦争を経験していない。

試作機、量産機ともに『ノイズ化』は発生する。

試作機、量産機ともに外見的な違いはない。(違いがないからこそ量産機は外面にこだわる)

試作機にシリアルナンバーは無く、量産機にのみシリアルが存在する。

なお【AP + 製造地 + 型式下四桁 + ハイフン +  製造年月日 + ハイフン + 製造順 】がシリアルナンバーとなる。

製造地について、カリカチュアの製造工場は複数存在し、アトモスタジオ本社で創られた場合は『A』、第一支社であれば『S』コマノ医療工場であれば『C』のアルファベットが付与される。

製造年月日の年について、例として『2050年』に創られた場合、『2050』の上二桁『20』は『A』が付与され、『2050』の下二桁はそのまま『50』が付与される。

製造日は、そのまま。

例:コマノ医療工場で創られたCCD-0500で製造年月日が2050年5月5日、量産機9機目のシリアルは『APC0500-A50M5-0009』となる。

また、桁数から分かるようにアトモスタジオは4桁数以上の量産を見込んでいない。コンシューマ向けの量産カリカチュアではあるが、「一般消費者層が購入できる値段ではない」ことが4桁数の理由である。

異世界においても、カリカチュアが販売されているが、こちらのシリアルナンバーは、異世界の規則に基づいたシリアルナンバーが採用されている。

シリアル先頭のAの由来は           、Pの由来は            である。